1999 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
10610063
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Research Institution | University of East Asia |
Principal Investigator |
ヤマンラール水野 美奈子 東亜大学, 経営学部, 教授 (50279098)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小柴 はるみ 東海大学, 教養学部, 教授 (50056040)
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Keywords | 画帳製作 / 画帳形態 / 書・書道 / 楽器 / 音具 / 倚獣 / 東西交流 / 下絵 |
Research Abstract |
昨年度は、研究テーマであるトプカプ宮殿美術館所蔵の宮廷画帳の基本的資料の収集を行ったが、本年度は、具体的な作業に取りかかった。本年度の研究業績は以下のようである; (1)データーベースの作成 トプカプ宮殿美術館所蔵の登録番号HH.2153の画帳のデーターをコンピューターに入力。特に研究代表者水野と研究分担者小柴の選択したテーマに関してデーターを集め、画像と共に入力した。 (2)個別研究テーマの選択 本年度は各自が画帳のなかの作品を中心にテーマを選択し、研究を始めた;水野は本年度は、a)画帳製作の技法 b)料紙装飾 c)奇獣など、小柴は、画帳に描かれたa)楽器 b)音具などに研究の焦点をしぼった。 (3)H.2153の画帳に描かれた絵画(下図)・文様と年代的に近い作例を収集。そのためにエディルネをはじめ、関係作品を所蔵する美術館、モスクなどでも資料集を行った。 (4)2000年開催予定のシンポジウムに関しての、打ち合わせを行ったが、8月の大震災直後であったために具体的な取り決めは4月頃に延期された。 (5)トルコ人研究者とも画帳に関しての情報交換、意見交換を行い、シンポジウムの内容に関して討論した。シンポジウムは以下の4部門で行われる可能性が高い; 1.画帳製作・画帳の形態 2.絵画・文様 3.書・書道 4.音楽・芸能
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Research Products
(2 results)