1999 Fiscal Year Annual Research Report
重症心身障害児・者のライフステージに応じたQOLの評価と医療の役割に関する研究
Project/Area Number |
10610254
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Research Institution | Hyogo University of Teacher Education |
Principal Investigator |
郷間 英世 兵庫教育大学, 学校教育学部, 教授 (40234968)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小谷 裕実 兵庫教育大学, 学校教育学部, 助教授
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Keywords | 重症心身障害児 / QOL / ライフステージ |
Research Abstract |
平成10年度の研究結果より、重症心身障害児のQOLの構造は、Subjective QOLと0bjective QOLに、また0bjective QOLはさらにHealth relatedと他の領域に分けられると考えられた。 平成11年度は1)Subjective QOLとそれを評価するための微笑行動の観察の意義についての検討、 2)0bjective QOLのなかの医療的ケアなど健康関連QOLについての検討を行った。その結果、微笑行動は重症児のSubjective QOLを評価するのに有用であること、また、医療的ケアなど健康関連QOLの充実は生活や教育など他のQOLの構成要素にとって重要な役割を果たす事などが示唆された。なお、Subjective QOLについて研究成果の一部は、第14回アジア精神遅滞会議(1999,11,ネパール)などにおいて発表された。 平成12年度は、ライフサイクルごとの0bjective(客観的)QOLの構造とその評価について検討する計画である。
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