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1998 Fiscal Year Annual Research Report

高齢化に対応した環境重視の都市像・コンパクトシティ論の検討と提案-日韓独比較

Research Project

Project/Area Number 10650622
Research InstitutionMeijo University

Principal Investigator

海道 清信  名城大学, 都市情報学部, 助教授 (80278332)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 吉川 耕司  名城大学, 都市情報学部, 助教授 (80220599)
片木 克男  米子工業高等専門学校, 建築学科, 教授 (30043607)
水原 渉  滋賀県立大学, 環境科学部, 教授 (70166031)
Keywords環境 / コンパクトシティ / サスティナブルシティ / 地方都市 / ドイツ都市 / 戸外行動
Research Abstract

コンパクトシティ及びサスティナブルな都市のあり方に関して、文献及びインターネット情報などから、国際的な取り組みの経緯や動向、基本的な論点を整理し、Mike Jenks他(1996)『The Compact City- A Sustainable Urban Form ?』の翻訳作業等を進めた。コンパクトシティは中世の都市をモデルにしているが、今日の都市に適用する場合には人々のライフスタイルや価値観の変更をある面では求める。コンパクト化と反対の方向に現代都市は一般に展開しており、都市のコンパクト化によって得られるメリットとデメリットのバランスの検討が必要である。海道、水原、片木はドイツを訪問し、アーヘン工科大学クルデス教授からコンパクトシティ論及びドイツにおける都市計画の流れについてレビューを受けた。現地で入手した資料(国土における都市配置、都市を単位とする人口、土地利用、密度など)などの解析を進め、今後の日独都市比較の基礎資料とする。日本中小都市の全国的動向について、北陸地域を対象として人口、世帯数から見た通勤圏域の変化、全国を対象として独自の後背圏を有する中小都市特性に関して解析し、特徴のある類型化ができることを確認し、引き続き論文作成を進めた。都市空間特性と戸外行動との関連に関する調査を可児市、津山市で実施したデータの解析をすすめた。分散した市街地の大都市縁辺都市と歴史的な核を有する都市の拡散過程が人々の戸外行動特性にどのように現れるのかを解析した。日本型コンパクトシティ論についての試論を『地域共生のまちづくり』(1998年、共著、学芸出版社)に掲載した。そこでは、我が国の国土空間変化、世界的な持続可能な都市・地域の実現に向けての取り組み状況や我が国におけるコンパクトシティのありかたについての試論を述べた。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 三村浩史他編著: "地域共生のまちづくり-地域空間計画学の現代的展開" 学芸出版社, 382 (1998)

URL: 

Published: 1999-12-11   Modified: 2016-04-21  

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