1999 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
10730050
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
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Keywords | デジタル・ネットワーキング / 多文化学習 |
Research Abstract |
日本エリクソン株式会社とエリクソン・モーバイル・コミュニケーションズに於いて、データ収集の為の会社インタビューと作業場視察を行い、完全なデータ分析を行った結果、以下のような知見を得た。 1.デジタル・ネットワーキングが作業場を変化させ、多文化学習を促進している。デジタル・ネットワーキングが生産であれ、調整であれ、経営であれ、その作業のなされ方を変化させている。さらに、デジタル・ネットワーキングによって、知識、この場合には能力を雇用されている人々やチームや単位組織間、或は全組織中に、より早くより上手に、伝達させることができ、そして、デジタル・ネットワーキングの操作方法、考え方、そして学習方法が可能になる。 2.文化的に異なった組織の中ではさらなる学習意欲が高まりつつある。事実、デジタル・ネットワーキングによって、ビジネス機能がより完全に統合することが可能となり、その結果、雇用されている個々人やチームや単位組織の側の全てに新しい能力が求められる。 3.学習は、一生涯に渡って挑戦するものとなりつつある。実際に、デジタル・ネットワーキングは、学習課程を永遠に変化させることを前提としている。 4.デジタル・ネットワーキングは、将来において、働きながら学習するインフラを創造する。デジタル・ネットワーキングによって文化と仕事と学習の境界線は一層鮮明になり、文化は、些細なことで変化しやすくなり、仕事と学習とは同時に生じるものとなる。 以上の見地については、以前に記述された理論構成に基づいている。
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