1998 Fiscal Year Annual Research Report
Virtual Realityがもたらす空間認識と現実との誤差の検証-空間の居心地と使い勝手の追求-
Project/Area Number |
10750416
|
Research Institution | Kochi University of Technology |
Principal Investigator |
重山 陽一郎 高知工科大学, 工学部, 助教授 (50299377)
|
Keywords | バーチャルリアリティー / QTVR / VRML |
Research Abstract |
●今年度に行った作業 1. 準備 (1) 対象地の選定:研究の対象地として、以下を選定した。 ・大手壕緑地・高知工科大学鏡野ホール・高知工科大学クラブハウス・中筋川ダム (2) 設計者に対する取材:高知工科大学、及び、中筋川ダムの設計者に対して取材を行った.(大手堀緑地は、研究者自身の設計によるものである。) (3) 図面、既存資料収集:上記の対象地について、図面,報告書、模型写真などを収集した. (4) モデリング:収集した図面を元にモデリング、レンダリングを行い、VRMLに変換した. (5) QTVRの作成:上記の対象地についてQTVRを作成した.実写によるものと,CADデータによるものの2種類を作成した. (6) VR硼機材の準備:大学で新たにVR用機材(コンピュータとへッドマウントディスプレイ)を購入することになったため、その仕様を定め、若干のソフトウエアの開発とチューンアップを行った. ●新年度の作業予定 2. 実験 (1) 予備実験と実験用データの調整:新たに購入したVR用機材の可能性を調査するため、簡単な予備実験を行う.また,VRMLデータがスムーズに閲覧できるように、ソフト、ハードのチューンアップを行う。 (2) 本実験:適当な被験者を集め、QTVR,VRMLなどについて比較実験を行う. (3) 実験結果の解析 3. VRデータの修正と再実験 実験結果に基づいてVRデータの修正を行い,同様の実験を行う. 4. まとめ 成果を研究論文にまとめる
|