1999 Fiscal Year Annual Research Report
間質性肺炎に於けるTh1/Th2細胞及びIL-2の役割の研究
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10770263
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Research Institution | Research Institute, International Medical Center of Japan |
Principal Investigator |
朱 殷浩 国立国際医療センター研究所, 研究員 (80282656)
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Keywords | IL-2 / 間質性肺炎 / C57BL / 6マウス / Balb / cマウス / C57BL / 6-SCIDマウス / Balb / c-SCIDマウス / IL-12K.O.-C57BL / 6マウス |
Research Abstract |
1.IL-12K.O.-C57BL/6マウスを作成した。 2.平成10年度〜平成11年度において観察した結果から、bleomycyne(BLM)による肺局所の炎症はTh2により抑制され、Th1は抑制機能を持たないために誘発性間質性肺炎に至るものと考えられた。 3.Balb/cマウスでみられたIL-12(p35)の相対的発現の低下がTh2の機能的分化に寄与したものと考えられた。 4.しかし、C57BL/6及びBalb/cマウスにおけるTh1/Th2サイトカインの差はRT-PCR法で傾向として認められたもののprotection assay法では優位差を見出し得なかった。
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