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1999 Fiscal Year Annual Research Report

成長ホルモン分泌視床下部・下垂体系の放射線による細胞死およびその防御に関する研究

Research Project

Project/Area Number 10877213
Research InstitutionShiga University of Medical Science

Principal Investigator

仲口 孝浩  滋賀医科大学, 医学部, 助手 (50311725)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 松田 昌之  滋賀医科大学, 医学部, 教授 (80026947)
中州 敏  滋賀医科大学, 医学部, 助教授 (11135477)
Keywordsアポトーシス / GRF / IGF-1 / 放射線照射 / 間脳下垂体系 / 成長ホルモン / 細胞死 / ラット
Research Abstract

昨年度の実験により決定した照射野と照射線量を用いて、ラットの下垂体部への放射線照射を行った。照射後3ヵ月までの体重、ホルモン値の観察を続けた。急性期から慢性期の標本で成長ホルモン産生細胞を中心に免疫組織学的観察を行った。また、アポトーシスの誘導を経時的に追跡し、同時に細胞分裂能をBUDRを用いて計測した。これらデータの解析から、アポトーシスの誘導が照射後の一定の時期におこっていることを発見し、細胞分裂とアポトーシスの時間的関連について新しい知見を得ることができた。
ここまでの結果は日本脳神経外科学会総会(1999年10月、東京)近畿脳腫瘍研究会(1999年12月、大阪)で発表し、新しい実験的アプローチとして注目を集めた。さらにアメリカ脳神経外科学会総会(2000年4月、サンフランシスコ)にて発表する予定で、関連分野の研究者との討議が期待される。
現在、上述の細胞死を防御する方策のひとつとして、ラットへのGRF投与が有効か否かの解析を行っている。この解析の結果により、必要に応じて追加実験も行い、まとめて次回の日本脳神経外科学会、放射線腫瘍学会、アメリカ脳神経外科学会などで発表する予定である。

URL: 

Published: 2001-10-23   Modified: 2016-04-21  

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