1998 Fiscal Year Annual Research Report
腸管筋層における転写因子MITF isoformによるC-KIT発現調節
Project/Area Number |
10877278
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
大井 龍司 東北大学, 医学部, 教授 (50004734)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
安元 研一 東北大学, 医学部, 助手 (90241629)
仁尾 正記 東北大学, 医学部, 助教授 (70228138)
柴原 茂樹 東北大学, 医学部, 教授 (70206142)
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Keywords | MITFアイソフォーム / ヒト結腸 / C-Kit |
Research Abstract |
ヒトc-kit遺伝子のプロモーターに対するMITFアイソフォームの転写活性化能をヒト結腸癌由来のDLD-1、ヒト子宮頚癌由来のHeLa、黒色腫由来のHMV-IIを用いてtransient cotransfection assayを行い検討した検討したがはっきりとした転写活性化能を検出し得なかった。続いて肥満細胞由来のHMC-Iを用いてtransient cotransfection assayを行い検討した結果、MITF-Aは少なくとも同プロモーターに対して転写活性化能を有する傾向が見られた。しかし、この結果は安定した結果が得られなかった為に現在、他の培養細胞で再検討中である。 ヒト結腸におけるc-kitとMITFアイソフォームの発現をRT-PCRを用いて検討した。結腸においてはMITF-AとMITF-H mRNAの発現は見られたがMITF-M mRNAは検出できなかった。c-kit mRNAの発現は認められた。
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