2010 Fiscal Year Annual Research Report
柔軟な素材を対象とした形状デザイン手法に関する実証的研究
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10J00107
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| Research Institution | University of Tsukuba |
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Principal Investigator |
五十嵐 悠紀 筑波大学, 大学院・システム情報工学研究科, 特別研究員(PD)
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| Keywords | コンピュータグラフィックス / ユーザインタフェース / クラフト |
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| Research Abstract |
本研究ではコンピュータを用いて手芸作品の設計を支援する研究を行っている.モデリングを行いながら並行してシミュレーションを行うことで,素材の特性を活かしたモデリングを効率良く行うことができることを提案する.身近な手芸作品を例に挙げ,スケッチインタフェースを用いて物理的制約の下でのモデリングツールをいくつか提案することでこの手法の有効性を示した.また,ワークショップやユーザスタディを行い,初心者での評価実験および調査も行った.
○複数の凸包を用いたカバー形状デザイン:複数の凸包を用いることで入力モデルに沿ったカバー形状を生成する.提案手法は頂点群から複数の凸包を生成するための頂点クラスタリング手法で複数の凸包の体積が最小化するようなクラスタリング結果を得ることができる.
○インタラクティブなラインストーンデザイン:初心者がラインストーンデザインを楽しむためのシステムを提案した.提案システムは,ユーザが通常のドローソフトのように自由に図柄をデザインしていくとシステムがユーザの描いた線を元にラインストーンの制約に基づいて対話的にラインストーンを並べたデザインを提示する.また,ラインストーンを実際に制作する際にはカッタープリンタを用いてラインストーンの制作支援型版を出力することを提案した.この制作支援型版を利用することで穴に合わせてラインストーンをのせていくだけで簡単に実際のラインストーンデコレーションを施すことができることがわかった.
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Research Products
(7 results)
