2000 Fiscal Year Annual Research Report
東南アジア史研究で卒論・修論を書くための教育・研究工具の開発のための研究
Project/Area Number |
11410098
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Research Institution | Osaka City University |
Principal Investigator |
早瀬 晋三 大阪市立大学, 文学部, 助教授 (20183915)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
加藤 剛 京都大学, 大学院・アジア・アフリカ地域研究研究科, 教授 (60127066)
吉川 利治 大阪外国語大学, 外国語学部, 教授 (60030144)
桃木 至朗 大阪大学, 大学院・文学研究科, 助教授 (40182183)
渡辺 佳成 岡山大学, 文学部, 助教授 (80210962)
深見 純生 桃山学院大学, 文学部, 教授 (40144555)
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Keywords | 東南アジア史 / 卒業論文 / 修士論文 / 教育工具 / 研究工具 |
Research Abstract |
第2年度は、東南アジア史研究の基本的諸問題を確認するため、精力的に研究会を開催し、つぎのような報告・報告要旨を作成した:No.5早瀬晋三・八尾隆生・渡辺佳成「図書館に所蔵してもらいたい東南アジア史関係研究工具・史料集・シリーズ・雑誌(1)フィリピン、ベトナム・インドシナ、ビルマ」(13頁);No.6生田滋「インド洋海域世界におけるポルトガルの活動とその資料」(27頁);No.7渡辺佳成「ビルマ史研究の課題と展望:前近代史で卒論は書けるのか?」(9頁);No.8石澤良昭「カンボジア史研究の現状と課題」(24頁);No.9石井米雄「タイ近世史研究の方法について」(17頁);No.10永野善子「フィリピン革命百年"ポストコロニアル"-アメリカ植民地期研究とフィリピン革命史研究の接点を求めて」(13頁);No.11桃木至朗・林謙一郎・渡辺佳成・松尾信之「『新版世界各国史東南アジアI大陸部』(石井米雄・桜井由躬雄編、山川出版社、1999年)合評会」(18頁);No.12植村泰夫「インドネシア史で卒論・修論を書くために」(31頁);No.13吉川利治「タイ研究に役立つ分野別文献目録」(42頁)、田代亜紀子「図書館に所蔵してもらいたい東南アジア史関係研究工具・史料集・シリーズ・雑誌(2)カンボジア」(5頁);No.14後藤乾-「日本占領期研究・歴史認識・歴史運動-インドネシアの事例を中心に」(16頁);No.15鈴木恒之・深見純生・早瀬晋三「東南アジア島嶼部の歴史はムラユで括れるか?-『新版世界各国史東南アジアII島嶼部』(池端雪浦編、山川出版社、1999年)の執筆を踏まえて」(25頁);No.16八尾隆生「史料の魅力、史料の呪縛-ヴェトナム史で卒論・修論を書く人の喜びと覚悟」。
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Research Products
(7 results)
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[Publications] 早瀬晋三: "サンギル人の歴史地理的世界"大阪市立大学東洋史論叢. 11. 61-77 (2000)
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[Publications] 早瀬晋三: "日米比貿易統計1874-1942年"人文研究(大阪市立大学文学部紀要). 52-2. 1-33 (2000)
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[Publications] 桃木至朗: "近世ベトナム五朝にとっての「わが国」"木林汎、グエン・ズイ・ズン、古田元夫 編『日本・ベトナム関係を学ぶ人のために』世界思想社. 18-39 (2000)
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[Publications] 桃木至朗: "東南アジアの海と陸-チャンパとチャム族のネットワーク"尾本恵市 他 編『海のアジア』3 岩波書店. 3. 61-84 (2001)
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[Publications] 弘末雅士: "メッカ巡礼と東南アジア・ムスリム"尾本恵市 他 編『海のアジア』3 岩波書店. 3. 203-232 (2001)
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[Publications] 加藤剛: "スマトラ村の20世紀"アジア・アフリカ地域研究. 1. (2001)
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[Publications] ニティ イーオシーウォン著 吉川利治訳: "当てにならぬがばかにできない時代-タイの社会と文化"NTT出版. 220 (2000)