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2000 Fiscal Year Annual Research Report

Gene Gunを用いた脾臓内遺伝子導入による神経芽腫遺伝子治療

Research Project

Project/Area Number 11671775
Research InstitutionJikei University School of Medicine

Principal Investigator

山崎 洋次  東京慈恵会医科大学, 医学部, 教授 (70114147)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 吉澤 穣治  東京慈恵会医科大学, 医学部, 助手 (80261220)
三澤 健之  東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (50260956)
吉田 和彦  東京慈恵会医科大学, 医学部, 助教授 (90191577)
Keywords神経芽腫 / Gene Gun / 遺伝子治療
Research Abstract

【学会発表】
平成11年度に行なったGene Gunを用いたマウス胎児皮膚への遺伝子導入の結果を、平成12年6月、福岡で行なわれた日本小児外科学会総会において報告した。
【平成12年度の研究結果】
平成12年度は、成熟マウスの脾臓内へGene Gunを用いてmarker geneであるGFP遺伝子の導入実験を行なった。遺伝子を付着させる金粒子の大きさは1μmのものを用い、Gene Gunのヘリウム圧は、200psi〜300psiに設定して実験を行なった。遺伝子導入後、3日目に脾臓・肝臓・肺・骨髄を摘出し、OCTコンパウンドに包埋した。3μmの厚さで組織切片を作製して、GFP蛋白の発色を蛍光顕微鏡下に観察した。これらの条件では、90%以上の確率で遺伝子発現が認められた。さらに、遺伝子の発現は脾臓内にとどまらず、肝臓内および骨髄でも認められた。これらは、血液幹細胞や肝臓を対象とする遺伝子治療において、遺伝子導入部位として脾臓が有効であることを示し、今後の応用に期待できる結果であった。
さらに今年度は、Interleukin 12の遺伝子をCMVのプロモーターに接続した遺伝子を作製して、これをマウス皮膚へGene Gunを用いて導入した。現在、この遺伝子発現を検討中である。
【今後の学会発表・投稿予定】
平成12年度の研究結果は、平成13年4月に仙台で行なわれる日本外科学会総会において発表予定である。またJournal of Pediatric Surgeryへも投稿予定である。

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Published: 2002-04-02   Modified: 2016-04-21  

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