1999 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
11672071
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Research Institution | Aichi Gakuin University |
Principal Investigator |
中村 昭二 愛知学院大学, 歯学部, 講師 (80175504)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
永原 邦茂 愛知学院大学, 歯学部, 講師 (90175513)
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Keywords | 咬合異常 / 頭痛 / 不正咬合 / 咬合関連症状 / 病的咬合因子 / 片頭痛 / 全身症状 / 累張型頭痛 |
Research Abstract |
平成11年度の研究計画・方法通り実施した. まず,多くの臨床家の協力を得て,評価基準をしたのち,一人約40-60分を要して患者約1600人の問診と口腔内診査を行った.調査項目は,頭痛・顎関節症・不正咬合・咬合接触状態・全身症状状態など約70項目である.頭痛に対する問診項目は頭痛を専門とする医師に相談を行い作成した.さらに,頭痛を有した患者の問診表は再度,専門の医師に依頼をし,問診上の診断を国際頭痛学会の分類にしたがって診断していただいた.一方、頭痛を有し咬合治療を希望された患者の治療も行い,その改善度を調査している. (結果の想定)現在,1600人の資料をコンピューターにインプットしている段階である.結果はまだはっきり結論を出す段階ではないが,開咬患者の頭痛の場合は側頭部に多く発症し,又殆どが片頭痛であることが予測された.又,不正咬合の種類や頭痛のタイプに関係なく咬合治療を行った患者の9割以上が改善されることが明らかになってきている.
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Research Products
(1 results)