2000 Fiscal Year Annual Research Report
海外における近代日本美術の研究成果・態勢の調査並びに内外の共同研究の促進
Project/Area Number |
11691045
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Research Institution | The National Museum of Modern Art,Tokyo |
Principal Investigator |
松本 透 東京国立近代美術館, 美術課長・研究員, 課長 (90150044)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
水谷 長志 東京国立近代美術館, 企画課, 研究員 (50181889)
尾崎 正明 東京国立近代美術館, 企画課, 研究員・課長 (00113423)
市川 政憲 東京国立近代美術館, 研究員・副館長 (20099930)
田中 淳 東京文化財研究所, 美術部・黒田記念近代現代美術研究室, 研究員・室長 (00163501)
中林 和雄 東京国立近代美術館, 美術課, 研究員 (50217816)
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Keywords | モダニズム / ジャポニスム / 日本学 |
Research Abstract |
本年度は、昨年度の調査を引き継ぎ、主に以下の調査・研究を行った。1)フランス国立東洋言語文化研究所(日本部)助教授クリストフ・マルケ氏およびハイデルベルク大学美術史研究所(東アジア部)教授ドーリス・レデローゼ=クロワッサン女史を招聘し、本研究分担者ほか関係分野の研究者若干名とともに研究会を開催、両氏からはそれぞれフランス国立東洋言語文化研究所とハイデルベルク大学美術史研究所の成り立ちや研究態勢、および仏・独両国における近代日本美術史研究の現状について口頭発表いただき、あわせて両氏の近年の関心や研究テーマを中心に意見交換を行った。2)研究代表者の松本が、ケルン、パリ、ロンドン、ニューヨークを訪れ、ケルン日本文化会館、フランス国立東洋言語文化研究所、大英博物館、ニューヨーク市立大学等の研究者と会談のうえ、各国の研究施設や研究者の所在等を調査し、基本資料の収集に当たった。3)BHA(Bibliography of History of Art)などの文献検索年鑑誌、『東亜美術史』(独)、Japon Pluriel(仏)をはじめとする学界報、および昨年度に収集した単行書、学位論文、展覧会図録等について目録化のための入力を開始した。
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