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1999 Fiscal Year Annual Research Report

中国工科系大学におけるマルティメディア語学教育の実験・調査結果

Research Project

Project/Area Number 11695006
Research InstitutionToyohashi University of Technology

Principal Investigator

山内 啓介  豊橋技術科学大学, 工学部, 教授 (50139945)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 村松 由起子  豊橋技術科学大学, 工学部, 講師 (40239546)
山本 淳  豊橋技術科学大学, 語学センター, 教授 (10191412)
Keywords日本語教育 / CALL / マルチメディア / 中国工科系大学
Research Abstract

平成11年度の研究計画に基づき、9月3日から10月29日までの約2ヶ月間、天津大学(中国)から2名の研究者を本学に受け入れ、CALL及びマルチメディア語学教育に関する実験演習を行った。日本滞在期間中、本学のCALLラボ、マルチメディアセンターなどの施設を見学し、マルチメディアに関する情報を収集するとともに、実際にマルチメディアを利用した授業を体験し、さらに、インターネットを利用する環境整備のための実験演習を行った。この時点での中国側研究者の最大の関心事が、いわゆる文字化け問題であったため、実験も文字化けの解決方法を主として検討した。中国と日本ではパソコンで使用する文字コードが異なるため、インターネットによって通信する際に、いわゆる文字化けが生じることが多い。実験は言語サポートシステムや市販ソフトを利用して行い、その結果、両言語によるホームページの表示及び電子メールのやり取りに成功した。中国側研究者が帰国後、日本で行った実験を中国でも実行したところ、同様に成功した。現在は日中間で日本語及び中国語による電子メールのやり取り、及び音声や画像の送付が可能になっており、インターネットを利用した語学教育の環境が整いつつある。しかし、現状では、天津大の日本語学部に専用の回線がないため、接続が不安定であり、今後、インターネットを語学教育に利用するためには、天津大側が設備を整え、より安定した情報交換を可能にする必要がある。
平成12年度は、日本から研究者を派遣し、インターネットを利用した模擬授業等を行うことによって、中国側の実状に促したインターネットの効果的な利用法を調査研究する計画である。

URL: 

Published: 2001-10-23   Modified: 2016-04-21  

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