1999 Fiscal Year Annual Research Report
家族と家族看護についての看護職者の認識と教育に関する研究
Project/Area Number |
11877437
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Research Institution | Kitasato University |
Principal Investigator |
鳥居 央子 北里大学, 看護学部, 助教授 (10227671)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
杉下 知子 東京大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (60010063)
森 秀子 北里大学, 看護学部, 教授 (30276167)
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Keywords | 家族看護 / 家族看護学 / 家族観 / 家族看護観 / 看護職者 |
Research Abstract |
看護職の、家族および家族看護に関する認識を調査し、その特徴と共通点を明らかにし、家族看護のあり方を検討することが本研究の目的である。 今年度は、資料の収集を行い、それらをもとに調査票を作成し、同時に調査の準備を行い、以下の結果を得た。 1.文献探索の結果、家族看護観などについて、学生・教員対象の調査はこれまでになされているが、看護職を対象にしたものは見当たらず、基礎教育歴、臨床経験、専門分野別の検討が必要であると考えられた。 2.調査項目としては、家族のイメージ・期待、家族看護のイメージ・目的・役割・ニーズ・方法・困難な点・課題、専門家・学会への希望等が適当と考えられた。 3.1,2をもとに、看護職者を対象として、家族の捉え方・家族への期待、家族看護の捉え方・ニーズ・困難な点・課題、専門家・学会等への希望等を調査するための調査票を作成した。 4.3の調査票については、対象者の基礎教育歴、臨床経験、専門分野別の検討が可能であるように、調査項目を設定した。 5.日本家族看護学会の学会誌等の送付時を利用して、調査票を学会員に送付する許可が同学会から得られた。 6.発送・回収・集計分析作業は、本研究者が行うが、同学会の協力を得ていることを対象者(学会員)に周知させて調査を実施することが確認された。調査は、平成12年3〜4月に実施する。
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