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2000 Fiscal Year Annual Research Report

水泳時無酸素および有酸素能力同時多計測の可能なエルゴ・アクア・アリーナの基本設計

Research Project

Project/Area Number 11878006
Research InstitutionNagaoka University of Technology

Principal Investigator

塩野谷 明  長岡技術科学大学, 体育・保健センター, 助教授 (50187332)

Keywordsエルゴメータアタッチメント / STS時パワー / エルゴ・アクア・アリーナ / 高性能エルゴメータアタッチメント
Research Abstract

平成12年度は11年度の成果を受け、以下の内容について研究を行った。
1)水泳時無酸素性能力の1つ指標として、乳酸性代謝機構に係る運動能力の測定方法の開発と評価
2)水泳時有酸素性能力に係る運動能力の測定方法の開発および改良とその評価
3)これらの運動能力のアプリケーションとしてのエルゴ・アクア・アリーナの概念設計および新しい問題点の把握と今後の対応
1)については、エルゴメータアタッチメントを用いたSemi-tethered Swimming(STS:牽引水泳)時のミドルパワーの評価手法を開発し、さらに水泳競技現場のトレーニングの中での実施・評価を行った。この結果については、その一部を第13回トレーニング科学研究会で発表するとともに、Research Quarterlyに投稿中である。
2)については、エルゴメータアタッチメントを用いたSTSによる評価手法の再現性の確認と、さらにエルゴメータを対峙させることで行う水中歩行時の評価手法の改良を実施した。これらについては、新潟体育学研究(Vol.18、2000)でその一部を発表した。
3)については、平成11年度同様にいくつかの競技会でのSTS時パワーの同時多計測を行い、さらに新潟県水泳連盟強化選手を対象とした体力等測定合宿の中で、STS時パワー測定の様々なアプリケーションを試みた。これらを基に、エルゴ・アクア・アリーナの基本設計(構想)をまとめた。これらの結果は、トレーニング科学(Vol.12)に投稿中であるとともに、一部をトレーニング科学研究会第13回大会で発表した。
また、これらの結果を踏まえて、従来のSTSの問題点、特にエルゴメータアタッチメントの精度に係る問題点を鑑み、新しい高性能エルゴメータアタッチメントの開発を試みた。なお、基本的な測定手法の開発およびその評価に時間を要したため、アプリケーションとしての高齢者等への対応は今後の課題として残した。
これらの内容は、研究年度終了時点では依然として論文等の業績が少ないため、新潟県水泳連盟医科学委員会編の報告書を作成した(平成13年3月末発刊)。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 塩野谷明: "水泳における有酸素性能力の評価"新潟体育学研究. 18. 10-14 (2000)

URL: 

Published: 2002-04-03   Modified: 2016-04-21  

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