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2000 Fiscal Year Annual Research Report

中米のインディヘナ諸言語の存亡

Research Project

Project/Area Number 12039247
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)

Research InstitutionNational Museum of Ethnology

Principal Investigator

八杉 佳穂  国立民族学博物館, 民族文化研究部, 教授 (20150063)

Keywordsマヤ諸語 / 危機に瀕する言語
Research Abstract

昨夏2ヶ月弱メキシコとグアテマラのマヤ地域で調査をおこなった。目的はメキシコとグアテマラでどのようにマヤ諸語が話されているか現状を知ることと、マヤ諸語の言語資料を集めることであった。メキシコとグアテマラのマヤ諸語が話されているいくつかの村を回り、国の違いにより、マヤ諸語に対する対応がどのように違うのか、家庭内での母語の地位の違いがあるのか、小学校でどのように言語が教えられているかを調査した。グアテマラのほうが2言語教育に熱心であり、言語の保存に対する意識の高いことが判明した。
マヤ諸語の言語資料の収集は、他言語との資料の統一を図り、比較が容易になるよう、メキシコですでに23集まで出版されている『メキシコインディヘナ諸語資料集』の750あまりの文を利用した。メキシコではチョンタル語とユカテク語の言語データを得た。グアテマラでは13の言語のデータを得た。そのうち11はアンティグア・グアテマラ市のオクマ言語学研究所のマヤ人言語学者が協力してくれた。20年ほど前とは異なり、たくさんの言語のネイティブ言語学者が出てきたことにより、言語資料の収集が容易になってきたことに、時代の変化を感じた。得られたデータはすでにコンピュータ化が終わり、現在録音データをもとに校正中である。

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Published: 2002-04-03   Modified: 2016-04-21  

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