2004 Fiscal Year Annual Research Report
蛋白質分解-新しいモディファイアー蛋白質による制御-
Project/Area Number |
12146101
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Research Institution | Juntendo University |
Principal Investigator |
木南 英紀 順天堂大学, 医学部, 教授 (10035496)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鈴木 紘一 東レ先端融合研究所, 所長 (80011948)
田中 啓二 東京都臨床医学総合研究所, 副所長 (10108871)
中西 重忠 京都大学, 大学院・生命化学研究所, 教授 (20089105)
水野 義邦 順天堂大学, 医学部, 教授 (30049043)
横沢 英良 北海道大学, 大学院・薬学研究科, 教授 (90012765)
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Keywords | 蛋白分解 / ユビキチン / プロテアソーム / オートファジー / リソソーム / モディファイアー蛋白質 / 基質蛋白質の選別 / ホームページ |
Research Abstract |
(1)計画研究の活動・連携:領域内の計画研究は、細胞内の主要な蛋白分解システムであるユビキチン・プロテアソームシステム研究(畠山鎮次、岩井一宏、横沢英良、千葉智樹)とオートファゴソーム・リソソームシステム研究(木南英紀、水島 昇、山本健二)に分けることができる。両研究の共通の研究課題であり、本特定領域研究の副題となっている基質蛋白質の選別機構やその関連酵素・因子群の生体内および病態における機能解析について、各計画研究とも活発に研究が展開された。上記の各チーム内およびチーム間における情報交換や材料・技術提供はメール網や研究室訪問を通じて非常に密であり、共同研究も盛んである。その成果として共著の論文も多数作成された。 (2)総括班の活動:蛋白分解のバイオロジー研究およびその関連領域を含め広くこの領域全体の活性化をはかるため、本特定領域研究の第4回公開シンポジウムを「蛋白質分解:新たなる展開をめざして」というタイトルで、平成16年9月3日(金)、4日(土)の2日間、北海道大学・学術交流会館講堂で主催した。講演者は、本特定領域研究の計画研究代表者7名を含む18人で、濃密な討論と最後にこれまでの本特定研究の総括と今後の展望について包括的な討論が行われた。ユビキチン・プロテアソームシステム研究では、このシステムが広く生物・生命現象に関わることが定説となった時点で、昨年ユビキチンの基質蛋白質への結合反応の発見についてノーベル化学賞が贈られた。本特定領域研究で得られた成果は、その後のこの領域の生物医学的研究の発展に、極めて大きな貢献をしていることを総括班は確認した。また、日本発信の研究であるオートファジー研究は、この1年間で領域の研究者が一挙に増加したが、本特定領域研究チームの研究成果は世界最先端を行っていることが総括班で確認された。
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Research Products
(7 results)