2002 Fiscal Year Annual Research Report
グローバリゼーションの歴史的前提に関する学際的研究
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12309009
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Research Institution | RIKKYO UNIVERSITY |
Principal Investigator |
荒野 泰典 立教大学, 文学部, 教授 (50111571)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
池内 敏 名古屋大学, 文学部, 教授 (90240861)
飯島 みどり 立教大学, 法学部, 助教授 (20252124)
天野 哲也 北海道大学, 総合博物館研究部, 助教授 (90125279)
老川 慶喜 立教大学, 経済学部, 教授 (10168841)
上田 信 立教大学, 文学部, 教授 (90151802)
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Keywords | 諸民族雑居 / 港市 / 絵画資料 / 密貿易 / 日本文化の形成 / 境界 / 文化変容・融合 / 国際化 |
Research Abstract |
1、研究会(1)6月7日第11回研究会(報告:パティ・カメヤ氏「『近世畸人伝』の世界:道徳、放蕩、想像の空間」)、(2)9月21日第12回研究会(報告:ジャン・ヒュセイン・エルキン氏「幕末日本の「第三世界の発見」-幕末日本のトルコ認識の形成-」、ミハエル・キンスキー氏「江戸時代の食の礼法」 2、公開シンポジウム6月29日「遊女の声を聞く-中世から近世へ-」(報告:小峯和明氏「水辺と街道の遊女-中世の風景から-」、渡辺憲司氏「垣間見た遊女の一生-地方遊里の旅から-」、菅聡子氏「二つの<吉原>-樋口一葉『たけくらべ』広津柳浪『今戸心中』をめぐって-」) 3、調査(1)7月21日〜31日インドネシア調査、(2)済州島調査8月26〜9月3日、(3)9月8日〜15日サハリン・極東ロシア調査、(4)9月8日〜9月18日スペイン調査、(5)5月11日〜12日・11月8日〜11日対馬調査、(6)ウラジオストク調査1月5日〜13日、(7)韓国調査1月24日〜29日 4、2002年3月、日本学研究所年報第1号の発行。 上記の成果については逐次ホームページ・日本学研究所年報で公開中、もしくは公開準備中である。
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Research Products
(25 results)
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[Publications] 山浦 清: "古墳時代安房海人の一様相"古代史研究. 19. 1-13 (2002)
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[Publications] 山浦 清: "アムール河中流域で発見されたエスキモーの回転式銛頭"貝塚. 58. 21-27 (2002)
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[Publications] 深津 行徳: "アジアにおける初期仏教受容の諸相-興輪寺創建と異次頓殉教の意味-"新羅文化. 20. 309-320 (2002)
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[Publications] 深津 行徳: "対峙する王者-敦煌莫高窟『維摩詰所説経変相』の図像解釈のために-"韓国仏教学SEMINAR. 9. 1-29 (2002)
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[Publications] 深津 行徳: "朝鮮半島金石文にみえる家族・親族・共同体構成員の呼称について"古代美濃国戸籍の総合的研究. 309-320 (2003)
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[Publications] 深津 行徳: "韓半島出土金石文にみえる親族呼称について-川前里書石銘文を中心に-"新羅文化祭学術論文集. 23. 151-170 (2002)
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[Publications] 岸野 久: "フェルナンデスの働き(上)"福音宣教. 55巻1号. 42-49 (2001)
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[Publications] 岸野 久: "フェルナンデスの働き(下)"福音宣教. 55巻2号. 47-54 (2001)
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[Publications] 深津 行徳: "高句麗という存在-イメージの形成と世界観-"東北亜古文化論叢. 465-491 (2002)
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[Publications] 深津 行徳: "「古代朝鮮」という歴史空間"朝鮮史研究会論文集. 39. 19-21 (2001)
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[Publications] 深津 行徳: "唐代舎利荘厳と「舎利八分」図"古代国家の政治と外交. 222-241 (2001)
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[Publications] 岸野 久: "『フロイス・日本史』の史料性-「大日」論争の分析を通して"立教大学日本学研究所年報. 1. 9-15 (2002)
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[Publications] 岸野 久: "マヌエル・テイシェイラ著「至福なエズス会士パードレ・フランシスコ・ザビエルの生涯(1580)」"桐朋学園大学短期大学部紀要. 21. 1-15 (2003)
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[Publications] 桃木 至朗: "東南アジア史研究の過去・現在・未来"岩波講座東南アジア史. 別巻. 1-14 (2003)
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[Publications] 桃木 至朗: "東南アジア史整理のポイント"歴史と地理. 556. 1-11 (2002)
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[Publications] 天野 哲也: "クマ送りとクマ贈り(ギフト)"日本古代中世の政治と宗教. 202-215 (2002)
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[Publications] 百瀬 響: "北進と民族学--河野広道の軌跡を通じて"植民地人類学の展望. 63-109 (2002)
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[Publications] 高橋 公明: "文学空間のなかの鬼界島と琉球"立教大学日本学研究所年報. 1. 30-45 (2002)
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[Publications] 百瀬 響, 太田有香: "北海道における『地域』と芸能活動"年報いわみざわ. 22. 119-127 (2001)
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[Publications] 桃木 至朗: "東南アジア史研究の過去・現在・未来"岩波講座東南アジア史. 別巻. 1-14 (2003)
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[Publications] Hibiki MOMOSE: "The Social Relief System for Single Mothers and their Children in Russia : the Case Study of Vladivostok City"北海道生涯学習研究. 創刊号. 99-108 (2001)
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[Publications] Hibiki MOMOSE: "A Brief Analysis of the Number of Visa Issued by Japanese Consulates in 1999 : Considering the Relationships between Japan and Other Countries"北海道教育大学紀要(人文科学・社会科学編). 53巻1号. 65-75 (2002)
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[Publications] 百瀬 響: "開拓使期における狩猟行政"社会人類学から見た北方ユーラシア. 99-119 (2003)
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[Publications] 百瀬 響: "近代日本における北海道の内国植民地化と対アイヌ政策の論理"Journal of Pacific Asia. 19. 7-25 (2003)
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[Publications] 百瀬 響: "ロシア極東に生きる高齢者たち--年金生活者のネットワーク"東洋書店. 63 (2002)