2001 Fiscal Year Annual Research Report
変革期における大企業ホワイトカラーの人事管理と業務管理-日米仏比較
Project/Area Number |
12430007
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
中村 圭介 東京大学, 社会科学研究所, 教授 (30227889)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
石田 浩 東京大学, 社会科学研究所, 教授 (40272504)
佐藤 博樹 東京大学, 社会科学研究所, 教授 (60162468)
仁田 道夫 東京大学, 社会科学研究所, 教授 (70139400)
石田 光男 同志社大学, 大学院・総合政策科学研究科, 教授 (40121587)
本田 由紀 東京大学, 社会科学研究所, 助教授 (30334262)
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Keywords | ホワイトカラー / 業績管理 / 人事管理 / キャリア |
Research Abstract |
事例調査については、新日鉄君津製鉄所、伊勢丹、トヨタ自動車、日本電気、NTT東日本、富士通の計6社から調査の承諾を得て、ホワイトカラーの業績管理と人事管理についてのヒヤリング調査を実施した。このうち、伊勢丹については、人事部門、婦人服売り場、和洋食器売り場の担当者に対し合計15時間ほどのヒヤリングを行い、ほぼ終了した。残りの5社についても、6時間〜10時間程度のヒヤリングを実施した。新日鉄君津については、人事担当者に対し業績管理の実際と人事管理について聞き取りを行い、トヨタ自動車に関しては原価管理部門、人事管理部門の担当者に対して同様の聞き取りを行った。日本電気、富士通については原価管理部門の担当者について業績管理の基本についての聞き取りを行った。NTT東日本に関しては、人事管理部門、本社法人営業部門、東京支店の担当者について、人事管理、業績管理についての聞き取りを行った。来年度は伊勢丹については補足調査、他の5社については第二次調査を実施する予定である。 アンケート調査については、慶応大学、法政大学などの協力を得て、社会人大学院がホワイトカラーのキャリア形成に及ぼす影響に関するアンケート調査を実施した。調査票は回収ずみで、来年度、本格的な集計、解析作業にとりかかる予定である。 なお、本年度の研究会は、平成13年4月(ホワイトカラー研究について)、6月(今年度の研究計画)、7月(事例調査のための調査票)、9月(伊勢丹の中間報告)、12月(アンケート調査票、伊勢丹第二次調査の調査項目)、平成14年2月1日(伊勢丹第二回報告、NEC報告)、3月7日(トヨタ中間報告、NTT東日本中間報告)の計7回開催した。
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