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2000 Fiscal Year Annual Research Report

先天性盲ろう児の語・意味生成としてのネゴシエーションに関する研究

Research Project

Project/Area Number 12610161
Research InstitutionNational Institute of Special Needs Education

Principal Investigator

土谷 良巳  国立特殊教育総合研究所, 重複障害教育研究部, 研究室長 (00142000)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 菅井 裕行  国立特殊教育総合研究所, 重複障害教育研究部, 主任研究官 (90290890)
Keywords盲ろう / 視覚聴覚二重障害 / ネゴシエーション / コミュニケーション / 意味 / 語い
Research Abstract

1)視覚障害、聴覚障害の状態がそれぞれ異なる4名の先天性盲ろう児、N(盲・中度難聴、5歳、保育園)、J(弱視・ろう、6歳、盲学校幼稚部)、D(強度弱視・ろう、12歳、盲学校小学部)、M(盲・高度難聴、4歳、通園施設)を対象事例とし、次の2つの方法で資料収集を行った。
資料収集1:国立特殊教育総合研究所での教育相談の場面で、研究分担者が対象事例と直接の係わり合いをもち、その場面をビデオ映像に記録した(事例N、D、M)。
資料収集2:対象児が所属する機関を訪問し、担当者が対象事例と係わる場面をビデオ映像に記録した(事例N、J)。
事例Nについては15セッション(資料収集1が10セッション、資料収集2が5セッション)、事例Jについては11セッション(資料収集2が11セッション)、事例Dについては22セッション(資料収集1が22セッション、資料収集2に関しては10回訪問したがビデオ映像は記録できなかった。)、事例Mについては10セッション(資料収集1が10セッション)で、1セッションあたり2時間から3時間分のビデオ映像記録を収集した。
2)収集したビデオ映像記録から、係わり手とのネゴシエーション場面を抽出し、ネゴシエーションプロセスをエピソードとして記述するためのビデオ分析を実施中である。
3)ベルギーのMarlene Daelman女史(国際盲ろう連合コミュニケーションネットワークメンバー)を平成13年3月に訪問し、ビデオ映像に記録したネゴシエーション場面に関して、ネゴシエーションとして特定することの妥当性、エピソード記述における技術的問題に関して、意見交換した。

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Published: 2002-04-03   Modified: 2016-04-21  

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