2002 Fiscal Year Annual Research Report
伝統的な食文化を取り入れた保育所(園)給食のあり方-その意義と役割-
Project/Area Number |
12610281
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Research Institution | Fukuoka Prefectural University |
Principal Investigator |
小松 啓子 福岡県立大学, 人間社会学部, 教授 (30136220)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岡村 真理子 福岡県立大学, 人間社会学部, 助手 (40248109)
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Keywords | 伝統的な食文化 / 伝統的郷土食 / 保育園児 / 幼児給食 |
Research Abstract |
平成14年度は、平成13年度に実施した「保育所(園)での郷土食および行事食の位置付け」調査の解析を行った。さらに解析結果をもとに抽出した保育所(園)を訪問し、保育者の給食に対する意識についてインタビューを行った。ぞして、平成13年度の調査結果および14年度のインタビュー結果を総合的に解析した. また、これからの保育所(園)給食の理想像を描くための取り組みの一つとして、大学内の空き地を利用し、親子での菜園活動を実施した。この菜園活動は、子どもの意欲を重視し、開墾、畦づくり、種植え、,水遣り、草取り、収穫、調理、摂取までの一連の作業を、大人の協力のもと、子どもが中心となって行えるように計画した。これら一連の作業における子どもたちの関わりの様子をビデオに記録した。 解析結果およびビデオ記録をもとに、子どもたちに伝統的な食文化を継承するための保育所(園)給食のあり方について報告書にまとめた。
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