2002 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
12640022
|
Research Institution | International Christian University |
Principal Investigator |
清水 勇二 国際基督教大学, 教養学部, 準教授 (80187468)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山川 あい子 国際基督教大学, 教養学部, 助教授 (80112754)
鈴木 寛 国際基督教大学, 教養学部, 教授 (10135767)
森本 光生 国際基督教大学, 教養学部, 教授 (80053677)
齋藤 政彦 神戸大学, 理学部, 教授 (80183044)
上野 健爾 京都大学, 大学院・理学研究科, 教授 (40011655)
|
Keywords | 有理楕円曲面 / Seiberg-Witten理論 / 周期写像 / 可積分系 / 共形場理論 / 楕円K3曲面 / 導来圏 |
Research Abstract |
今年度清水は、E型弦理論でのSeiberg-Witten可積分系、有理楕円曲面の周期とモジュライ、楕円K3曲面の周期と連接層のモジュライ、導来圏との関係、古典的な周期(積分)の理論の量子的な類似等を、土屋昭博(名大)・加藤晃史(東大)、斉藤義久(東大)、粟田英資(名大)、金銅誠之(名大)氏等と共同で研究した。このプロジェクトでは、東大あるいは名大にて定期的に(月平均1回)共同研究を行った。 清水は、2003年3月7-16日の日米数学研究所(Johns Hopkins大学、米国Maryland州)での研究会「Primes and Knots」にて講演して、成果を発表した。 上野と清水は、モジュライ理論に関する著書(英訳)を出版した。斎藤は9月に城崎で研究集会「School on Mirror Symmetry in Kinosaki」を開催した。また、12月に京大理学部で研究集会「Workshop on Categorical Algebra, Deformation Theory and Field Theory II」を開催した。そこで清水は研究連絡を行った。 鈴木は、Terwilliger代数を通じての距離正則グラフの研究、弱距離正則有向グラフの研究、リンク不変量と関連したType II行列に関する研究を行なった。森本は、熱関数の初期値として球面上の解析的汎関数を表示する研究を行った。山川は、可解リー群の局所自由な余次元1の作用を研究した。また、国際基督教大学で11月26〜28日に「変換群論シンポジウム」を主催した。
|
Research Products
(5 results)
-
[Publications] M.Morimoto: "Generalized functions on the sphere and heat functions"Proc. 3rd Asian Math. Conf. 2000. 369-374 (2002)
-
[Publications] R.Hosoya, H.Suzuki: "Type II matrices and their Bose-Mesner algebras"J. of Algebraic Combinatorics. 17. 19-37 (2003)
-
[Publications] A.Yamakawa, N.Tsuchiya: "Rigidity of codimension one locally free actions of solvable Lie groups"K-monographs in Math.. 7. 181-200 (2002)
-
[Publications] M.-H.Saito, T.Takebe, H.Terajima: "Deformation of Okamoto-Painleve Pairs and Painleve equations"J. Alg. Geom.. 11. 311-362 (2002)
-
[Publications] Yuji Shimizu, Kenji Ueno: "Advances in moduli theory (Translations of Math. Monographs, Vol.206)"Amer. Math. Soc.. 300 (2002)