2001 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
12650710
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Research Institution | The University of Electro-Communications |
Principal Investigator |
楊 続躍 電気通信大学, 電気通信学部, 助手 (20293128)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
三浦 博己 電気通信大学, 電気通信学部, 助教授 (30219589)
酒井 拓 電気通信大学, 電気通信学部, 教授 (40017364)
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Keywords | 連続動的再結晶 / 結晶粒細粒化 / キンク帯 / 粒界すべり / 方位差 / AZ31マグネシウム合金 |
Research Abstract |
軽銀材料の高温変形下で生じる動的再結晶に注目し、それが生じる条件や新粒の形成過程及びその機構を明らかにすることを目的として、市販のマグネシウム合金AZ31を用いて、自家製の高温加工急冷試験樹こよって高温圧縮試験とSEM/EBSD観察を系統的に行った。高温変形に伴り細粒化過程及びその機構について立方晶金属の結果と比較ながら検討を加え、次の諸結果を得た。 (1)σ-ε曲線は急速な加工硬化と比較的低ひずみ(ε_P=0.12)で応力ピークを示してから加工軟化して高ひずみ域で定常状態変形を示す。微細粒はε_P付近から凹凸化した粒界上で出現し、加工軟化中に急速に広がり、高ひずみでほぼ等軸状の微細粒組織が一様に生じる。 (2)変形初期からキンク帯が凹凸化した粒界附近や結晶粒内で頻繁に生じており、キンク帯境界の方位差は加工軟化中に急増し、その平均値は高ひずみで飽和値約43°に近づく。キンク帯境界で分割された領域の大きさと微細粒の大きさは同じである。新粒の形成過程やその変形挙動との関係などの特徴は、多くの点で通常の不連続再結晶と一見類似している。 本マグネシウム合金における新粒の動的形成は、変形に伴うキンク帯の形成とキンク帯境界の方位差が変形中に連続して増加する反応、すなわち連続動的再結晶によると結論される。
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Research Products
(3 results)
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[Publications] K.Sakai, X.Yang, H.Miura: "Continuous Recrystallization under Superplasticity of 7075 Aluminum Alloy"Light Metals2000(Metaux Legers), eds. J.Kazadi and J. Masounave, TMS-CIM(Montreal). 407-418 (2000)
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[Publications] X.Yang, K.Sakai, H.Miura: "Fine Grained Structure Evolution under Superplastic Deformayion of Nonrecrystallized 7075 Aluminum Alloy"THERMEC2000, CDROM, Section Al, Vo1117/3 Special Issue : Journal of Materials Processing Technology. 117-3. (2001)
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[Publications] 楊 続躍, 三浦 博己, 酒井 拓: "AZ31マグネシウム合金の高温変形と微細粒組織の生成"軽金属. 52(印刷中). (2002)