2001 Fiscal Year Annual Research Report
日・韓・台農業におけるR&D及び環境要因が生産性に及ぼす影響の実証的研究
Project/Area Number |
12660197
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
黒田 誼 筑波大学, 社会工学系, 教授 (60114071)
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Keywords | Set-aside policy / R&E policy / Agricultural productivity |
Research Abstract |
本年度の研究作業は専ら日本農業の生産性の推計であった。日本農業のデータベースはほぼ完成の域に達したので、本年度には本格的な実証分析を行ってきた。目下、これらの結果を用いて論文を作成中である。同時に、台湾のデータベースもかなりの程度まで完成させた。平成13年度には、これに対しても実証的分析を行い、それを以下のDiscussion Paperとしてまとめた。 "Impacts of Set-Aside and R&E Policies on Agricultural Productivity in Japan, 1965-97" 実証分析に用いられた日本農業のデータベースの概要は以下の様なものである。 データの集計期間は1956-97である。総生産、総投入、および総生産性を推計するために、それぞれの指数はテルンクビスト近似法によって推計した。これらのデータがまたトランスログ生産関数、費用関数、および利潤関数の推計にも使用される。このデータベースの作成に用いられた主な資料は以下のとおりである。『農家経済調査報告』、『農村物価賃金調査報告』、『作物統計』、『農林水産省統計表』、『農業・食料関連産業の経済計算』、『ポケット農林水産統計』、『国民経済計算年報』、『日本統計年鑑』、『長期経済統計』、『日本長期統計総覧』などである。
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