2000 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
12670344
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Research Institution | Tokyo Medical and Dental University |
Principal Investigator |
横山 徹爾 東京医科歯科大学, 難治疾患研究所, 助手 (70282770)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉池 信男 国立健康・栄養研究所, 成人健康・栄養部, 主任研究官 (80240232)
田中 平三 東京医科歯科大学, 難治疾患研究所, 教授 (70047215)
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Keywords | 栄養所要量 / 平均必要量 / ナトリウム / 食塩 / 出納試験 |
Research Abstract |
目的:成人男子に食塩の漸減投与を行い、血液性状の変化とナトリウムバランスの観察からナトリウムの必要量及び目標摂取量を明らかにする。方法:研究計画書を配布し、研究内容を説明した上で参加の同意を文書で得られた健康な男子学生5名(22〜28歳)を対象とした。実験期間は、通常の日常生活では特別の発汗が認められない時期を選び、平成12年11月6日から12月18日までの42日間とした。ナトリウムも含めて全て栄養所要量を満足させている実験食を調整した。42日間食品構成は同一にしたが、食塩含有量のみ漸減させて食塩含有量10g/日の食事を3日間、6g/日の食事を11日間、5g/日の食事を14日間、4g/日の食事を14日間、この順序で摂取させた。対象者は実験期間中提供された食物を全て摂取し、それ以外の食物は摂取しなかった。ただし、飲料水は蒸留水を自由摂取とした。実験期間中は毎日24時間蓄尿を行い、1週間に2回採血した。また毎日、体重、自覚症状、飲料水量の変化を観察した。尿中成分として、Na、Cl、K、Ca、Mg、尿素窒素、尿酸、クレアチニン量を、血中成分として、一般生化学検査、およびインスリン、血漿レニン活性、アルドステロン、アンジオテンシン1、アンジオテンシン2、AVP、ANPを測定した。期間中の13日目と14日目、27日目と28日目、41日目と42日目の48時間にバランススタディーを実施した。各48時間とも、対象者は室温を一定にした部屋で生活し、48時間の尿、便、皮膚および脱ナトリウム処理を施した肌着に付着した汗(蒸留水により洗浄・抽出)を可能な限り収集した。それらの検体についてのNa、Cl、K、Ca、Mgを原子吸光法により測定した。また、これらの48時間に摂取した食事のNa、Cl、K、Ca、Mgも原子吸光法により測定した。結果:収集したデータを用いて、ミネラル類の出納を解析中である。
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