2001 Fiscal Year Annual Research Report
MRI併用Focused Ultrasoundにおける3次元温度計測の基礎検討
Project/Area Number |
12670873
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Research Institution | Shimane Medical University |
Principal Investigator |
内田 伸恵 島根医科大学, 医学部, 助教授 (80304260)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
加藤 博和 岡山大学, 医学部, 教授 (60127511)
吉川 武 島根医科大学, 医学部, 助手 (40332788)
北垣 一 島根医科大学, 医学部, 教授 (10234238)
杉村 和朗 神戸大学, 医学部, 教授 (00136384)
黒田 輝 東海大学, 工学部, 教授 (70205243)
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Keywords | 温熱療法 / 組織内加温 / 超音波加温 / Remote After Loading System(RALS) / MRI / Proton chemical shift / 温度計測 |
Research Abstract |
1.MRI用寒天ファントムの試作:従来RF加温の実験で使用していた筋肉等価寒天ファントムは本研究で使用するMRシーケンスでは良好な画像が撮像できなかった。また、既存のMRI用ファントムは硫酸銅あるいは硫酸ニッケル水溶液で液体状のため組織内加温の実験には不向きである。筋肉等価寒天ファントムに硫酸ニッケルを添加したMRI用寒天ファントムを試作し検討した。試作したファントムで平成9-11年度文部省科学研究費基盤B(課題番号09557070)で開発した温度シフト計測シークエンスによる温度計測が可能であった。 2.ゲート回路の設計:MRI装置とFocused Ultrasound発生装置を同時に作動させるためにはRF信号の相互ゲート回路が必要となる。RFゲート回路の基本設計を検討し、プロトタイプのゲート回路を試作し、上記温度計測ソフトの稼働に支障が無いことを確認した。 3.3次元温度分布計測ソフトの開発:高速温度分布計測ソフト開発のための基礎検討として、上記温度計測シークエンスを使用し、温度計測間隔と測定結果の安定性の関係を調べた。phantomは4.5mMCuS04 solutionを用い、microwave加熱後に温度低下を測定し、温度計による測定値と対比した。この計測間隔を変化させ、信号強度と温度変化の相関について調べた。統計学的には有意な相関が認められなかったが、測定間隔が長い方が安定した結果が得られる傾向が認められた。理由としては、測定間隔の磁場変動による影響が考えられ、測定の高速化,さらには三次元温度測定のためには、磁場の変動による影響が少ない温度計測シークエンスの開発が必要である。引き続き課題として検討する。
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Research Products
(4 results)
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[Publications] Nobue.Uchida: "Feasibility of Non-Invasive Temperature Monitoring for RF Interstitia Hyperthermia Using an 0.2-T Open MR-Apparatus"Ultrafast Magnetic Resonance Imaging in Medicine. 289-292 (1999)
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[Publications] Toshifumi.Kasai: "Improved reliability of repetitive RF interstitial heating in combination with brachytherapy : the effective use of water"Int.J.Hyperthermia. 17(2). 160-171 (2001)
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[Publications] Hirokazu Kato: "Selection of Materials and Form of Electrodes for RF Interstitial Heating Compatible with MRI System"Japanese Journal of Hyperthermic Oncology. 16(3). 159-168 (2000)
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[Publications] Nobue Uchida: "Development of A New Flexible Electrode for Interstitial Hyperthermia Compatible with a High Dose Rate 192Ir Remote After-loading System"Jpn.J.Hyperthermic Oncology. 15(3). 129-139 (1999)