2002 Fiscal Year Annual Research Report
がん医療の効果性を高める外来医療場面での戦略的な情報提供に関する研究
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12672291
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Research Institution | OSAKA PREFECTURE COLLEGE OF NURSING |
Principal Investigator |
井上 智子 大阪府立看護大学, 看護学部, 教授 (80184761)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田中 克子 岐阜県立看護大学, 看護学部, 助教授 (20236574)
和田 恵美子 大阪府立看護大学, 看護学部, 助手 (70293818)
古賀 輝美 大阪府立看護大学, 看護学部, 助手
松井 妙子 大阪府立看護大学, 医療技術短期大学部, 講師
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Keywords | 外来診療 / 前立腺腫瘍 / 前立腺生検 |
Research Abstract |
平成14年度は、「前立腺生検受検者に対する事前資料配布の効果」、「自然排尿型代用膀胱形成術の療養生活を円滑にすすめる情報提供のあり方」、「精巣腫瘍に対する化学療法中の副作用を中心とした体験記の情報としての有効性」、の3課題の研究をすすめるべく計画をすすめた。具体的には3研究課題ともに、研究対象者が研究実施施設で受療中であることに関して倫理的配慮が必要であるため、7月に学内の研究倫理委員会に申請を出し審査を希望した。8月末に学内研究倫理委員会の承認を得て、9月に研究実施施設である大阪府立成人病センターの倫理審査委員会に研究計画に関する倫理申請を出し、委員会より指摘された事項を修正の上、12月に研究実施の承認を得た。 現在、「前立腺生検受検者に対する事前資料配布の効果」の研究に関しては、診療科部門の長より指導・指摘を受け、事前に配布する資料の修正段階にある。「自然排尿型代用膀胱形成術の療養生活を円滑にすすめる情報提供のあり方」と、「精巣腫瘍に対する化学療法中の副作用を中心とした体験記の情報としての有効性」の研究は、研究対象者のプライバシーや診療内容と深くかかわるため、今しばらく診療科部門と調整・協議を重ねていく必要がある。
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