2002 Fiscal Year Annual Research Report
閉経前女性の長期視野に基づく健康管理:女性10年健康手帳の試作と健康管理上の評価
Project/Area Number |
12672322
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
飯田 美代子 名古屋大学, 医学部, 助教授 (40293724)
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Keywords | 健康手帳 / 更年期 / 月経 / 記録 |
Research Abstract |
1.平成13年度に作成した「10年女性健康手帳」を協力の承諾を得た45歳既婚女性200名に平成13年5月に配布し、1年後の使用状況等について郵送法による調査を行い、129名(64.5%)から回答を得た。「10年女性健康手帳」の使用者は109名(54.5%)であった。「10年女性健康手帳」使用の利点は、「月経予測と生活管理」、「月経前後の症状把握」、「更年期症状の把握」の順に多かった。リズムカレンダーの利用92%、記入欄利用92%、説明欄の通読82%であった。老人保健法による健康手帳の使用は回答者の34%であった。 2.平成10年、平成11年に自費作成した「10年女性健康手帳」を協力の承諾を得た40歳代前半女性200名、40歳後半女性200名に配布し、2年後における使用状況の調査を行い131名(65.5%)と124名(62%)から回答を得た。2年後における使用者は、40歳代前半女性105名(52.5%)、40歳代後半女性92名(46%)であった。老人保健法による健康手帳の使用は回答者の40.4%と33.8%であった。 3.静岡県○市内の40歳、45歳、50歳、55歳女性各500名を住民台帳から無作為抽出し、月経記録等について郵送法による調査を行い、回答率は30.2%、19.6%、38.0%、36.4%であった。月経記録有りは、回答者の70.2%、81.6%、53.2%、48.9%で手帳とカレンダーの利用が多かった。記録期間は20年以上の長期の者も多く、最長は40年であった。
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Research Products
(1 results)