2000 Fiscal Year Annual Research Report
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12672350
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Research Institution | Yamagata Prefectural University of Health Science |
Principal Investigator |
遠藤 恵子 山形県立保健医療大学, 保健医療学部, 講師 (00310178)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
三澤 寿美 山形県立保健医療大学, 保健医療学部, 助手 (10325946)
佐藤 幸子 山形県立保健医療大学, 保健医療学部, 講師 (30299789)
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Keywords | 育児 / 役割 / 中高年女性 / 祖母 |
Research Abstract |
1.文献検討 育児や役割に関するこれまでの文献を検討した。 2.質問紙作成 Callista Royの「適応モデル」を研究の概念枠組みとし、役割機能に関する行動、刺激について質問紙を作成した。 3.パイロットスタディの実施 幼稚園児をもつ母親50人と祖母50人を対象に予備調査を実施した。回収率母親92%、祖母80%であった。用いた尺度の信頼性の検討を行った。母親を対象にした尺度のα係数は0.65から0.80、祖母を対象にした尺度のα係数は0.74から0.96であった。調査用紙を若干修正した。 4.対象者の選定と研究依頼 2幼稚園と7保育所に研究依頼し承諾を得た。 5.本調査の実施 幼稚園、保育所の5歳児360人の母親360人と祖母720人に本調査を実施した。調査用紙は、幼稚園、保育所の児をとおし、母親と祖母に配布した。母親の調査用紙は、幼稚園、保育所をとおし回収した。祖母の調査用紙は郵送にて回収した。 6.今後の予定 平成13年度早々に、分析予定である。結果の一部を第42回日本母性衛生学会学術講演会、第24回山形県母性衛生学会学術集会にて発表予定である。
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