2001 Fiscal Year Annual Research Report
教育実習を核とした教科教育指導プログラムの開発に関する実証的,比較教育学的研究
Project/Area Number |
12680277
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Research Institution | Ehime University |
Principal Investigator |
三浦 和尚 愛媛大学, 教育学部, 教授 (40239174)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
國宗 進 静岡大学, 教育学部, 教授 (50214979)
梅津 正美 鳴門教育大学, 学校教育学部, 助教授 (60284329)
加藤 寿朗 愛媛大学, 教育学部, 教授 (30274301)
日野 克博 愛媛大学, 教育学部, 講師 (40304662)
丹沢 哲郎 愛媛大学, 教育学部, 助教授 (60272142)
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Keywords | 教科教育指導プログラム / 教育実習到達目標段階表 / 授業構想力段階表 / 授業展開力段階表 / 授業評価力段階表 |
Research Abstract |
本研究は,大学・学部の教科教育法と教育実習の連携の柱とした教科教育プログラムの開発とその有効性の実験・実証的な検討を目的とする。本年度は,アメリカの大学における教育実態の調査及び外国人研究者によるレビューの結果を総合・整理・分析し,教員養成プログラムの実態と課題を明らかにすることを中心に研究を進めた。 当初の研究計画通り,アメリカのジョージア大学を訪問し,副学部長のMichael Padilla教授のアレンジのもと,理科・社会科を中心とした多数の教官から本研究に対するレビューを受けた。 特に,Thomas Koballa教授からは,ジョージア大学における教育実習指導の現状について詳細に説明を受け,本研究グループが開発を目指している「教育実習段階表」に類するものが,すでに使われていることを知らされた。これは,Secondary Science Student Teaching Pacing Guideと呼ばれる,日本で言うところの「教育実習の手引き」にあたるものの中に含まれており,実習生による自己評価表の形式をとっている.それらは以下の6つの柱から構成されている。 (1)教師としての振るまい,(2)教授内容の理解,(3)授業の計画,(4)指導法,(5)評価,(6)教室環境の管理 この表をもとに,我々が開発中の「教育実習到達目標段階表」に関して貴重な意見や助言を受け,研究推進のための多くの示唆を得ることができた。
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