2000 Fiscal Year Annual Research Report
回転磁界による定常超高ベータプラズマの生成に関する理論研究
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12680496
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| Research Institution | Kansai University |
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Principal Investigator |
大西 正視 関西大学, 工学部, 教授 (80089119)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山本 靖 京都大学, エネルギー理工学研究所, 助教授 (50158309)
石田 昭男 新潟大学, 理学部, 教授 (30108013)
岡本 正雄 核融合科学研究所, 教授 (70115541)
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| Keywords | FRC / 回転磁場 / 磁場の浸透 / 電流駆動 / 数値シミュレーション / 高ベータプラズマ |
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| Research Abstract |
回転磁場を用いて、FRCプラズマを定常維持すなわち電流駆動できることを示すことが本研究の目的である。FRCプラズマに回転磁界を印加したとき回転磁界がプラズマ中に浸透する過程で、本質的に重要ではあるが以前の解析では考慮されていなかったプラズマ平衡すなわちイオンの運動を解析することが具体的な目的である。本年度は早い時間スケールである回転磁界のベクトルポテンシャルの時間依存性をe^<jωt>と置き、遅い時間スケールで支配される駆動電流等の時間発展を解く2時間ステップ近似解法により基礎方程式を定式化した。それに基づきSOR時間発展方程式解法を用いて計算機コードを作成した。設備備品として購入したパソコンを用いて計算結果を従来の近似を用いない早い時間スケールで解いた解析結果と比較した。ほぼ、等しい結果が得られこの解法の妥当性を検証した。また、一次元のイオンの運動を定式化した式からイオンの方位角方向の運動が電子と回転磁場のスリップ比を通して回転磁界の浸透に重要な働きを持つ可能性を示した。
次年度はこの効果を定量的に評価するためイオンの運動を数値的に解く計算機コードを作り、回転磁界の浸透および電流駆動の数値シミュレーションを解析して行く予定である。
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Research Products
(1 results)
