2001 Fiscal Year Annual Research Report
V-ATPaseの作用機構の解明-回転の解析と結晶化高次構造解析-
Project/Area Number |
12680629
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Research Institution | kanazawa University |
Principal Investigator |
横山 謙 金沢大学, 薬学部, 助手 (70271377)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大熊 勝治 金沢大学, 薬学部, 教授 (10119563)
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Keywords | Thermus |
Research Abstract |
本研究では以下の2点に重点をおき研究をすすめた。 (1)V_0V_1もしくはV_1、V_0の結晶化 (2)V_0V_1 shaft subunitのATP水解に伴う回転の観察 (1)あらゆる条件検討を行い、V_0V_1全体の結晶化を試みたが、十分な反射が出る結晶をえられなかった。そこでV_0、V_1に分離後、結晶化を試みた。V_1に関しては六角状の結晶を得る事ができたものの十分な反射が出ず、現在結晶化条件の検討を行っている。V_0に関してもL subunitを含む結晶化を得る事が出来たが、結晶が小さく解析には至っていない。このように構造解析への糸口を得る事ができたものの、研究期間内に構造を解くという目標は達成できなかった。 (2)V_1のshaft subunitの同定及び発現系の構築には成功した。ビオチン化サイトの同定も終わり回転観察を実際に行ってみたが、1個だけ回転している分子を発見できたもののその再現性をとる事が出来ないでいる。データ解析に必要な30個以上の回転分子を観察するために、現在遺伝子改変などで発見確率を上げる実験を継続している。
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Research Products
(1 results)