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2000 Fiscal Year Annual Research Report

アジア太平洋地域概念の成立過程におけるASEAN諸国の役割

Research Project

Project/Area Number 12720052
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

大庭 三枝  東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助手 (70313210)

Keywordsアジア太平洋 / ASEAN諸国 / 地域主義 / 地域協力 / 地域概念
Research Abstract

今年度は、「アジア太平洋」を対象とした地域主義や地域協力構想を巡る、ASEAN各国の政府、知識人達の対応についての文献の検索、収集につとめた。またそれと共に、地域概念や戦略、アイディアを知る上での文献や一次資料の収集にも本格的に乗り出した。
上記の目的のため、まず所属する東京大学内の各図書館や資料室、アジア経済研究所などで国内での資料の所在についてのリサーチを行った。また、これら一次資料を基礎としたデータ作成にも着手し始めた。さらにこの2月には、ASEAN諸国の地域主義への関わりについての一次資料が公開されているオーストラリア国立公文書館The National Archives of Australia(キャンベラ)において、主に1960年代における現在のASEAN諸国についての関連資料のリサーチを行った。またオーストラリア国立図書館The National Library of Australia(キャンベラ)、ニューサウスウェールズ州立図書館the State Library of New South Wales(シドニー)においても補助的なリサーチを行った。
8月には神戸大学における研究会にて、それまでの研究成果の一部についての発表を行った。また、日本のアジア関与という視点から、日本の地域主義への関わりについて概観する論考を発表した(研究発表参照)。これは日本を初めとする先進国側が提示した地域概念や地域協力構想、また先進国側がそこでの協力推進に積極的に関与した様々な地域組織・機構に対してASEAN諸国はどう反応したのか、という本研究のテーマを考える上でのベースの一つと位置づけられる。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 大庭三枝: "「地域主義と日本の選択」"山影進,末廣昭 編著『アジア政治経済論』. 259-288 (2001)

URL: 

Published: 2002-04-03   Modified: 2016-04-21  

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