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2000 Fiscal Year Annual Research Report

創造的研究開発活動に資する人的資源に関する体系的研究

Research Project

Project/Area Number 12730072
Research InstitutionFukushima University

Principal Investigator

三崎 秀央  福島大学, 経済学部, 助教授 (30312763)

Keywords研究開発 / 準拠集団 / 人的資源
Research Abstract

当該研究の第1の目的は,村田製作所,ペイント業界,シマノの各社の研究開発従事者を対象にして、インタビュー調査を行い比較分析することである.これらの調査対象はそれぞれの分野で研究開発志向の企業として知られており,興味深い調査対象である.ここでは,第1にロイヤリティが研究開発従事者の行動特性に与える影響,第2にそれらの産業比較,という問題を解明することに主眼をおいて分析を進めた.ここで得られた知見の一部は,本年度に実施された国際シンポジウムにおいて,以下のように発表した."Loyalty,Behavior,and Achievement of R&D Workers in Japan's Paint Industry"International Symposium,Human Resources and Work Life in the Twenty-first Century,International Conference Center Kobe,July20-23,2000.研究発表は,(1)研究開発従事者のロイヤリティが業績に影響を与えていること,(2)職種によってロイヤリティの影響は異なること,(3)ロイヤリティが創造的活動に寄与するとされている行動に与える影響を統計的に示すこと,(4)研究開発従事者のロイヤリティがどのような変数によって決定されるのか,ということを中心に行ったが,ペイント産業と電機産業(村田製作所)との若干の比較も同時に行った.
当該研究の第2の目的は,上場企業を対象にこれまでに得られた知見をもとに質問紙を用いた調査を行うことである.主に、配置や評価など人的資源施策を中心に問い,これまでの研究結果がどの程度普遍性を持っているのかを検証することに主眼がおかれている.調査は四季報に記載されている上場企業で製造業に分類される約1700社を対象に実施された.ただし,アンケート調査は年度末に実施された経緯もあり,集計および分析は来年度に残された課題となる.

URL: 

Published: 2002-04-03   Modified: 2016-04-21  

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