2000 Fiscal Year Annual Research Report
体外循環におけるカルシトニン遺伝子関連ペプチドの影響の検討
Project/Area Number |
12770717
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
今村 道明 北海道大学, 医学部・附属病院, 助手 (90312363)
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Keywords | 心臓外科 / 小児心臓外科 / 人工心肺 / ヒスタミン / ブラジキン / カルシトニン遺伝子関連ペプチド |
Research Abstract |
臨床例ですでに13名の患者から、血液、腹水、限外ろ過液の採取が終了している。具体的には短時間で手術の終了する心房中隔欠損症や心室中隔欠損症と右室バイパス術であるフォンタン手術の2群に分けておのおの6名以上の患者から周術期のパラメーター採取(血行動態のパラメーターや人工心肺運転のパラメーターや患者の大腿周囲計測)が進んでいる。カルシトニン遺伝子関連ペプチドやヒスタミンとブラジキニンの測定はサンプルが十分に集まってから測定を開始する。実際には6月までには測定を行う予定である。 犬(8から12kg)での実験では、現在血液希釈を行った症例と血液希釈を行わずに人工心肺を運転した症例で血液、腹水、限外ろか液の採取と血液、生化学の分析が進んでいる。当初は灌流量と灌流時間に変化を加えて検討する予定であったが、血液希釈の影響の検討をするために、血液希釈群と血液を希釈しない群に分けて検討を加える予定である。現在までに、2群において具体的には赤血球数、白血球数、血小板数、乳酸値、凝固系の結果が得られている。カルシトニン遺伝子関連ペプチドの測定はサンプルが十分に集まってから測定を開始する。実際には6月までには測定を行う予定である。
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