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2000 Fiscal Year Annual Research Report

トランスフェリンレセプターを介した膠芽腫のターゲテイング・アポトーシス誘導療法

Research Project

Project/Area Number 12770755
Research Institution佐賀医科大学

Principal Investigator

萩原 直司  佐賀医科大学, 医学部, 助手 (90281203)

Keywordsトランスフェリン / Bad / アポトーシス
Research Abstract

アポトーシス誘導蛋白であるBADを大腸菌を用いて、大量に合成、精製を行った。次に腫瘍細胞に特異的に発現しているトランスフェリンレセプターに対するリガンドであるトランスフェリンとBADとS-S結合を利用して、複合体を作成した。
In vitroの系でこの複合体が腫瘍細胞に特異的に毒性を示すことをbinding assayならびにprotein synthesis assayを用いて証明した。またその殺細胞効果がアポトーシスによることをMTT assayやHeuchst染色にて証明することができた。
コントロール実験として、正常ニューロンやアストロサイトに対する影響を現在観察中である。
今後はラット正常脳あるいは脳腫瘍モデルを用いて、この複合蛋白のIn vivoの系における有効性を確認予定である。

URL: 

Published: 2002-04-03   Modified: 2016-04-21  

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