2000 Fiscal Year Annual Research Report
加齢により力学的負荷に対する骨の反応がなぜ低下するかを明らかにするための研究
Project/Area Number |
12770790
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Research Institution | University of the Ryukyus |
Principal Investigator |
宮里 剛成 琉球大学, 医学部, 助手 (10295321)
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Keywords | 骨髄細胞 / CFU-F / 力学的負荷 |
Research Abstract |
変形性股関節症、変形性膝関節症、大腿骨頚部骨折の手術時に、同意の得られた患者7例から大腿骨髄腔内から骨髄細胞を採取した。骨髄細胞採取後ただちに、I型コラーゲンでコーティングしたプラスチックプレートに細胞をまき、37℃、5%CO_2存在下で培養した。4点曲げ装置を用いて、培養細胞に力学的負荷を加え、アルカリフォスファターゼ陽性CFU-Fが増加するかを検討したが、明らかな差は認められなかった。培養液中のプロスタグランジンE_2と一酸化窒素は力学的負荷により増加する傾向が認められた。術前または術後にDXAによる骨塩定量を施行し、骨塩量と力学的負荷に対する反応性を比較したが、明らかな差は認められなかった。 今後さらに症例数を増やして検討する予定である。
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