2000 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
12770895
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
三橋 曉 千葉大学, 医学部・附属病院, 助手 (40302541)
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Keywords | cervical cancer / HPV negative |
Research Abstract |
HPV陰性子宮頸部扁平上皮癌培養細胞株(C33A株,HT3株,我々の樹立したYUMOTO株)HPV陰性子宮頸部腺癌培養細胞株(TCO-1株,OMC-4株,NUZ株)、HPV陽性子宮頸部扁平上皮癌(QG-U株,QC-H株,SKG-I株,SKG-II株,SKG-IIIa株,SKG-IIIb株,CaSki株)、HPV陽性子宮頸部腺癌培養細胞株(CAC-1株,HeLa株)を用い、まず細胞培養し、DNA、RNA抽出し、cDNA合成した。 HPV陽性株のHPV typeはQG-U株,QG-H株,SKG-IIIa株,SKG-IIIb株,CaSki株がHPV-16型、SKG-I株,SKG-II株,CAC-1株,HeLa株はHPV-18型であった。 当院受診した子宮頸部扁平上皮癌39例、子宮頸部腺癌19例のDNAの抽出を行い、HPV-DNAの検索を行った。子宮頸部扁平上皮癌39例中3例7.7%、子宮頸部頸部腺癌19例中5例26.3%がHPV陰性であった。頸部腺癌では15%ほどがHPV陰性との報告があり、今回の検討ではHPV陰性率が高い傾向にあった。 扁平上皮癌ではHPV16型が19例、18型3例、58型3例、その他11例、頸部腺癌ではHPV16型4例、18型8例、その他2例で、頸部腺癌ではHPV18型の頻度が扁平上皮癌より高い傾向にあった。
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