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2000 Fiscal Year Annual Research Report

出産時の"冷え"解消による安産へのアプローチ

Research Project

Project/Area Number 12771540
Research InstitutionSt. Luke's College of Nursing

Principal Investigator

岡村 晴子  聖路加看護大学, 看護学部, 助手 (50317624)

Keywords体温 / 出産 / 冷え性 / 足浴
Research Abstract

昔からの言い伝え通り、「冷え性の産婦は難産になるのか?」という問いを元に本研究を進めている。自然に陣痛が発来した正期産の産婦を対象に中枢(前額)・末梢(足背)の深部温を連続測定し、必要時足浴または足部マッサージを行うというスタイルで研究を開始した。調査施設と交渉の結果、一施設にてデータ収集を行うこととなった。本年度は、データ収集を中心に行う計画で、1月31日現在で5例のデータを得ている。(継続中)
経産婦4例、初産婦1例で、入院直後または数時間後から測定を開始し、児娩出時まで継続して2ポイントでの温度を測定するとともに、本人の冷え性の自覚や分娩経過を記述した。その結果、分娩進行が停滞しかつ末梢の冷えがあって足浴を実施したのは1名のみであった。この時、本人には冷えの自覚はなかった。冷え性の自覚については、非妊時には自覚があったものの、妊娠後は気になっていないという者がほとんどであった。
現段階では5例のみのため、統計的に分析することは難しい。今後もデータ収集を継続し、例数を増やして分析・検討を行う予定である。これまでの研究結果との比較からは、室温はほぼ変わらないものの冷房を使用する夏季の方が、冬季よりも末梢温が低下するケースが多いという感触があった。(今回冬季に測定した対象産婦は5名とも、靴下を履いたまま分娩に臨んでいた。それが影響している可能性もある。)今後は測定時期による比較も行っていく予定である。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 岡村晴子: "産婦の体温変動パターンによる分娩経過の特徴"日本助産学会誌. 14・2. 48-58 (2001)

URL: 

Published: 2002-04-03   Modified: 2016-04-21  

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