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2000 Fiscal Year Annual Research Report

がん患者苦悩尺度・短縮版の開発信頼性と妥当性の検討

Research Project

Project/Area Number 12771546
Research InstitutionTokyo Women's Medical University

Principal Investigator

金子 眞理子  東京女子医科大学, 看護学部・看護学科・成人看護学, 講師 (50318151)

Keywords苦悩 / がん / がん患者苦悩尺度 / 測定用具 / がん看護 / 短縮版 / 信頼性 / 妥当性
Research Abstract

がん患者苦悩尺度短縮版の開発について、項目全体および各項目における分布の比較を行う目的で、本年度は健康な人を対象に抑うつ尺度であるSDSおよびがん患者苦悩尺度の調査を行った。
調査期間は2000年9月から10月の2ヶ月間で一般市民52名の便宜的サンプルである。
調査は文書によるインフォームドコンセントをとり行った。尚、回収はその場でもしくは郵送法での回収とした。
回収率は96.1%で有効回答率は50部であった。年齢は20歳から63歳で平均年齢は42.8歳である。
SDSの点数の範囲については20点から65点であり平均値は36(SD=1.16)であった。
一方、がん患者苦悩尺度について、点数の範囲は47点から157点で平均値は70.5(SD=2.60)である。
健康な人については42.8歳と臨床現場におけるがん患者と比較して平均年齢が若いため、次年度についてもサンプルを増やし、すべてデータがそろった時点でがんの対象者と比較検討を行う予定である。
さらに、開発済みのがん患者苦悩尺度との項目分布の比較や本サンプルにおける項目のG-P分析を行い、項目を洗練させていく予定である。
がんの対象者についてのデータ収集は現在、フィールドとの交渉段階にあり対象者の問題や調査後、対象のサポート体制等をどのようにするか等の検討を吟味に時間を要している。現在の段階では、次年度から大学病院の内分泌外科外来においてデータ収集を実施する予定となっている。

URL: 

Published: 2002-04-03   Modified: 2016-04-21  

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