2000 Fiscal Year Annual Research Report
節足動物媒介性疾患及び媒介動物の防圧戦略と研究者ネットワークの構築
Project/Area Number |
12897003
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Research Institution | Mie University |
Principal Investigator |
鎮西 康雄 三重大学, 医学部, 教授 (60024709)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藤崎 幸蔵 帯広畜産大学, 原虫免疫学センター, 教授 (00292095)
高島 郁夫 北海道大学, 大学院・獣医学研究科, 教授 (30002083)
安居院 宣昭 厚生省, 感染症研究所・昆虫医科学部, 部長 (30109962)
高木 正洋 長崎大学, 熱帯医学研究所, 教授 (60024684)
橋口 義久 高知医科大学, 医学部, 教授 (10037385)
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Keywords | 節足動物媒介性疾患 / ベクター / 新興・再興感染症 / アルボウイルス / 熱帯病 |
Research Abstract |
本企画研究ではこれまで国内で個別に行われてきた媒介動物とその感染症の研究者を発掘し、協力体制を整え、組織的計画的に研究を進めるための予備的な調査と組織化を目的として、班会議、研究集会、国際シンポジウムを企画し、将来の特別領域研究発足を視野に入れた企画を実行した。 1.班会議の開催と調査活動及び資料の作成 先ず、本企画研究班員による班会議を開催し、問題の所在を整理把握し、集中すべき重点項目を明らかにした。組織すべき研究者のリスト・必要な文献資料の作成、節足動物媒介性感染症の現状調査体制と研究の方向について検討をおこなう分担責任体制を確立した。 1)班会議は節足動物媒介性疾患に関する現状分析、研究の現状についての解析、今後の問題点などを討議し、特定領域研究の立ち上げに関する組織化を協議した。また、研究集会・国際シンポジウム開催についての具体的な運営を討議した。 2)節足動物媒介性疾患と媒介動物に関する研究者と研究内容をアンケートなどにより調査し、日本の関連研究者リストを作成した。 3)節足動物媒介性疾患と媒介動物に関する防疫体制と研究体制や組織等について米国の現状を視察する研究者を派遣した。 2.国内研究集会及び国際シンポジウムの開催 1)国内の研究者による研究集会を開催した。基調報告・パネルディスカッション等の企画を行ってこの分野の研究者の組織化の基礎が出来た。 2)節足動物媒介性疾患と媒介動物に関する国内外の最先端研究者を招いて、公開国際シンポジウムを開催した。 3.組織化された研究者を交えて、大型プロジェクトを計画し、特定領域研究への申請書を文部省に対し提出した。
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