2014 Fiscal Year Annual Research Report
河川音響トモグラフィー法による河川流速場と塩分場の同時連続的可視化
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12F02372
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Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
川西 澄 広島大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (40144878)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
RAZAZ Mahdi 広島大学, 工学(系)研究科(研究院), 外国人特別研究員
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 水工学 / 河川流 / 音響トモグラフィー / 国際研究者交流 / カナダ |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の大きな目標である河川流速場の連続計測を達成するため、江の川の両岸にFATS(河川音響トモグラフィー装置)の音響局を8つ配置して多数の音線に沿った音波の伝播時間を計測した。計測された伝播時間を用いてインバース解析を実施し、流速の水平分布を連続的に求めた。連続計測期間は、4月16日~21日である。計測領域の河床形状は、ADCP(超音波ドップラー流向流速分布計)をゴムボードで移動させて計測した。インバース解析結果の妥当性を判断するため、計測領域内の河床に2台のADCPを設置して流向と流速を連続観測した。 河床に設置した2台のADCPの流向と流速の時系列との比較によると,インバース解析結果は妥当なものであり,流量変動にともなう河川の蛇行や河床形状を反映した流速場の連続的な可視化に成功したと考える.この成果は、水工学分野ではトップのインパクトファクターを有するアメリカ地球物理学連合(AGU)発行のジャーナルに投稿中である。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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