2012 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
12F02734
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
五十嵐 健夫 東京大学, 大学院・情報学環, 教授
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
LAURSEN LasseFarnung 東京大学, 大学院・情報学環, 外国人特別研究員
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Keywords | ユーザーインターフェースデザイン / デジタルシグナル処理 / ヒューマンコンピューターインタラクション |
Research Abstract |
研究の開始に必要な装置マルチタッチデバイスについて、多くのメーカーに問い合わせした後、装置を揃え、タッチベースのオーディオミキシングアプリケーションを構築するためのデザインを可能にするための基本的なソフトを揃えた。 今年度の取り組みとして多くの時間を割いたのは、機能性とオープンソースの可能性のバランスを保つような、フレームワークの構築である。最初のバージョンとしてオーディオライブラリーに'BASS'と、GUIには'ciUI'を用いたフレームワークを'Cinder'にて作成した。 最終的なインターフェースのデザインの前に、紙で作られたプロトタイプを作成し、多くのDJに意見を聞き、そのうち何人かには、デザインについても相談した。インターフェースに直結するフィードバックを統合することに焦点をあて、これからの研究方針を導くようなプロトタイプを作成した。 研究の予備的な作業として、クラブに来ている常連客にどんな演奏に興味があるかをインタヴューした。またインターフェースについては、5人のプロのDJにユーザースタディを行なった。結果についてはUIST学会に提出をしたところである。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
ほぼ計画通りに進んでいる。
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Strategy for Future Research Activity |
今後の研究推進方策は、おおむね計画通りである。音響重視といったところよりも社会的なインターフェースに焦点を少し移していこうと考えている。基本計画に加えて、DJインターフェースを通してVJとの関わりも視野に入れていきたいと思う。
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