2014 Fiscal Year Annual Research Report
持続可能性に対する気候変動の影響評価:都市・農業生態系
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12F02778
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
武内 和彦 東京大学, 国際高等研究所サステイナビリティ学連携研究機構, 教授
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
KOEL ROYCHOWD HURY 東京大学, 国際高等研究所サステイナビリティ学連携研究機構, 外国人特別研究員
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Keywords | 持続可能な開発 / 土地利用・土地被覆変化 / 農業 / 水 / リモートセンシング |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は主に都市と近代生産システムにおけるサステイナビリティについて焦点を当てる。本研究成果は、急速な経済発展に伴う対象地域の土地利用と土地被覆地図変化、都市部緑地の地図化、居住地の発展と植生変化の相互関係、また、それが生物多様性変化と環境へ与える影響を明らかにすることを目的としている。本研究は国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)の共同研究パートナーに関与するパートナー都市(中国・スリランカ・インド)とその農業生産システムにおいて実施された。 1992年にリオ・デジャネイロで開催された「環境と開発に関する国際連合会議」での議論を経て、持続可能な開発に対する指標の重要性が国際的に認識されたが、世界の気候は過去数年間で変容を遂げている。そして科学的にも今後気候変動の傾向は続いていくと報告されている。このような背景から、気候変動緩和に対するグローバル政策を提言するための国家間の努力が行われてきている。気候変動は、災害がもたらす高リスクと関連性があり、これがビジネスにおいては高コストへつながり、政策決定の複雑化、またとりわけ懸念されているのが、世界中の脆弱な人々の生活の質を脅かすことである。レジリエントなコミュニティーを作り上げていくには、公的・民間部門両方の参画が不可欠である。 上記を踏まえて、本年度は持続可能な開発指数についての研究のまとめとスリランカにおける応用を行った。また、6月にアメリカ・カリフォルニア州で行われたiEMSs : 7th International Congress on Environmental Modeling and Softwareにおいて論文発表を行った。
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Research Progress Status |
平成26年度が最終年度のため記入しない
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Strategy for Future Research Activity |
平成26年度が最終年度のため記入しない
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Research Products
(2 results)