2012 Fiscal Year Annual Research Report
局所体の代数的K理論と球面の安定ホモトピー群の構造の研究
Project/Area Number |
12J00204
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
加藤 諒 名古屋大学, 大学院・多元数理科学研究科, 特別研究員(DC2)
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Keywords | 代数的K理論 / 球面のホモトピー群 |
Research Abstract |
局所体の代数的K理論に対する,Hessel holt-Madsenの奇素数における結果の,素数2への拡張を試みたが,この場合は例外的な現象が頻繁に起こり,その解析は困難となる。 そこで,2進数体の代数閉包の2進係数の解析を行った。現在,そのTHH群の構造まで決定できている。また,球面の安定ホモトピー群については,高知大学の下村克己氏との共同研究により,新しい彩色E_1項の決定と,多くのギリシャ文字元の積の非自明性を導いた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
幾つかの問題は生じたが、今のところそれらは全て解決できている為、計画どおり研究は進行している。よって遅れているわけでもなければ、予想以上に進展しているわけでもないので、(2)が妥当と言える
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Strategy for Future Research Activity |
現時点で研究は順調に進行している、よって、今後も当初の計画どおりに遂行していく。問題が発生すれば、そのつど解決する。Takeスペクトル系列の計算が可能かどうかがカギである為、そこを重点としていく。
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Research Products
(2 results)