2014 Fiscal Year Annual Research Report
熱帯アフリカ山岳地域における氷河後退の研究-気候変動予測と人間活動への影響評価
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12J04687
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
原 宏輔 京都大学, 野生動物研究センター, 特別研究員(DC1)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 熱帯高山氷河 |
Outline of Annual Research Achievements |
当研究員は当該年度の研究として、主に2つの研究を行った。1つ目は、前年度末に行った南米・コロンビアのコネヘラス氷河におけるフィールドワーク調査の分析であり、2つ目は、2015年3月に行った、南米・チリのパタゴニアのグレイ氷河における次年度に向けてのフィールドワーク予備調査である。当研究員の研究計画は主に熱帯アフリカ・ルウェンゾリ氷河を対象としたものであるが、3年間の1、2年目において熱帯アフリカの研究を行った上で、比較研究として当該年度はアフリカと同じく熱帯高山氷河が存在する南米での比較研究を主に行ったものである。まず、コロンビアの氷河の分析の結果として、熱帯アフリカのルウェンゾリ氷河の雪氷微生物生態系とは全く異なるものであることがわかった。また、チリ・パタゴニアの氷河においては、今までにフィールドワーク調査を行ったウガンダ・ルウェンゾリ氷河、コロンビア・コネヘラス氷河、そしてボリビアの氷河群などに比べ、氷河の大きさが全く異なるものであり、現在まだ分析に取りかかっていないが、結果も全く違うものとなるのではないかと思われる。当研究員はウガンダ、コロンビア、チリなどにおいて現地施設などとの関係も作ることができたため、次年度以降、より迅速に、短期のフィールドワークを複数行うことも可能だと思われる。3年間で実施した複数のフィールドワークの結果をまとめ、また幾度かの短期フィールドワークを補完的に行うことにより、研究の一定程度の完成が期待できるものと思われる。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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