2014 Fiscal Year Annual Research Report
M・ブーバーにおけるヘブライ語聖書に根差した精神的シオニズム
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12J06179
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
堀川 敏寛 京都大学, 文学研究科, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 国際情報交換 / 国際資料収集 |
Outline of Annual Research Achievements |
2014年2月から8月までハイデルベルグ大学Hochschule fuer Juedische Studienにおける客員研究員として受け入れられ、当研究所と神学部、哲学部、社会学部マックス・ヴェーバー研究所、大学総合図書館における資料を収集した。 ハイデルベルク大学ユダヤ学研究所がMartin Buber-Gesellschaftの新たな部会である神学聖書学部門の中心地になったため、この部会の主要メンバーとして企画運営に関わることとなった。この研究所図書館では、ブーバー/ローゼンツヴァイクなどドイツ語圏の研究者がこれまで用いてきたドイツ語訳のミドラシュ文献を収集した。 この研究所で達成した研究成果は『Martin Buber-Studien』第2巻と『宗教研究』第381号への論文投稿によって報告している。前者では、本論文集の第2巻がブーバーのヘブライ語聖書翻訳を主題に刊行されるものであるため、自身の専門領域と研究課題に関する論文を投稿し、研究成果をドイツの学術世界へと発信する機会を得ることができた。後者では、2名の査読者による審査の結果、「若干の改稿後、掲載可」との回答を1月後に受け、学会誌へ掲載することができた。 Martin Buber-Gesellshaftが、ヘッペンハイムで開催する学術大会"Dialogische Medien/Dialogisches Leben"と"Erfahren /Erzaehlen/Veraendern: Die Bedeutung des Erzaehlens im Werk von Martin Buber"に参加した。ドイツのブーバー研究者とのディシュカッションを通して、研究課題に関する情報を交換した。 ハイデルベルクでは、神学部寮Oekumenisches Wohnheimに滞在し、毎週火曜日夜の合同講演会、エキュメニズムに関する研修ツアーに参加した。 2015年ブーバー/ローゼンツヴァイクメダル授賞式と受賞者講演会に参加し、メダル受賞者であるアウグスブルク大学のHanspeter Heinz教授による講演を聞き、受賞した講演者や出席した研究者と、研究上の情報交換を行った。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(6 results)