2013 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
12J07022
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
池村 司 九州大学, 人間環境学研究院, 特別研究員(DC2)
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Keywords | 眼底血流 / 運動 |
Research Abstract |
平成25年度は, 運動時の眼底血流応答とその調節メカニズムに関する論文執筆を中心とした研究活動を行った. 昨年度行った運動時の眼底血流応答に環境温が及ぼす影響を検討した実験結果を論文にまとめた. 「Effects of Heat Stress on Ocular Blood Flow during Exhaustive Exercise」というタイトルにて, Journal of Sports Science and Medicineに投稿し, 受理された. 上述の研究にて, 暑熱環境時に眼底血流の低下が認められた. この血流の応答の要因を探るために行った眼底血流に対する暑熱ストレス単独の影響を明らかにするための実験結果を論文にまとめた. 「Ocular blood flow decreases during passive heat stress in resting humans」というタイトルにて, Journal of Physiological Anthropologyに投稿し, 受理された. また, 運動時の眼底血流調節において重要な要因として挙げられる自動能を評価するために行った, 血圧変化に対する眼底血流の応答についての実験結果を論文にまとめ, Physiological Measurementに投稿する予定である. これまでの研究成果を博士論文としてまとめ終え, 2月19日の教授会にて正式に受理された. 3月25日に学位を取得した.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
昨年度行った実験の成果を論文にし, 論文を2編受理し, 1編を投稿したことは期待以上の成果であった. 加えて, これまでの研究成果を博士論文にし, 標準年数内に学位を取得したことから, おおむね順調に進展したと自己評価する.
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Strategy for Future Research Activity |
今後の課題として, 運動中の眼底血流の調節機序を探るべく, 運動中の眼底循環のCO2への感受性を明らかにすることを挙げる. また, 眼底血流の視覚機能への単独の影響を探ることができる方法を確立する必要がある.
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Research Products
(2 results)