2013 Fiscal Year Annual Research Report
植物特異的RNA合成酵素による多様なRNA転写産物生成機構の解明と利用
Project/Area Number |
12J40256
|
Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
長崎 章江 名古屋大学, 大学院生命農学研究科, 特別研究員-RPD
|
Project Period (FY) |
2012 – 2014-03-31
|
Keywords | RNA依存的RNA合成酵素 / イネ / in situハイブリダイゼーション / 植物 / polIV / poIV |
Research Abstract |
植物特異的DNA依存的RNA合成酵素複合体のサブユニットをコードする複数遺伝子のin situ発現解析 植物特異的DNA依存的RNA合成酵素複合体の機能の場に関しては、シロイヌナズナを含め全くこれまでに報告されていない。また、イネでは8種類ものサブユニット組成があり得る事から、これらの機能分担や機能部位の棲み分けも考えられる。そこで、in situハイブリダイゼーションにより、各遺伝子の発現部位を組織/細胞レベルで明らかにする事に取り組んだ。昨年度は、サンプルの調製に不具合があり、in situハイブリダイゼーションによる具体的なデータは得られなかった。そこで、本年度は、イネの胚やシュートなどの材料の固定条件を検討し、より品質の良いサンプルの調製に取り組んだ。このようにして調整した材料が、in situハイブリダイゼーションによる解析が可能か否かを発現部位が既知のプローブを用いて検証した。その結果、高品質のin situハイブリダイゼーションデータの取得が可能なサンプルである事が判明した。これらの材料を用いて植物特異的DNA依存的RNA合成酵素複合体のサブユニットをコードする複数遺伝子のin situハイブリダイゼーション解析が可能な準備を完了した。
|
Strategy for Future Research Activity |
(抄録なし)
|